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Take a deep breath

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Philosophy of Five Elements®

オンラインでどこからでも呼吸法を体験

深層呼吸法

深層呼吸法(Deep Breath Work)について

意識的に呼吸をコントロールする(ブレスワーク)とヨガ式調気法(プラーナヤーマ)を織り交ぜ、身体と心の深層に働きかける呼吸法が深層呼吸法です。深層呼吸法を生活に取り入れることで、「ただの呼吸」から「整える呼吸」へと意識を変え、心身のコンディションを最適化していきます。

この呼吸法は、初心者から経験者まで幅広く実践でき、日常生活に簡単に取り入れることができます。

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Inner Stability(内なる安定)

DBWは、呼吸を通じて心の土台を安定させ、揺るがない内なる力を育むための実践です。

私たちは日々、喜びや悲しみ、不安や焦りといったさまざまな感情を経験しますが、それらを無理に抑え込むのではなく、穏やかに受け止めながら調和を保つことが大切です。

深くゆったりとした呼吸は、感情の波に振り回されることなく、心を静かに整えるサポートをしてくれます。

呼吸が整うと、思考はクリアになり、身体の緊張も和らぎ、日常の中で自然と落ち着きや自信が生まれます。

心の安定が内側から輝きを引き出し、あなた本来の美しさとしなやかさを引き立てるでしょう。

深層呼吸法における Inner Stabilityのための3つのエッセンス

EMPOWERMENT

MINDFULNESS

CLEARING

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深層呼吸法(DBW)の科学

The Science of Deep Breathing Work 

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ハタヨガの伝統に基づく調気法

ハタヨガの「プラーナーヤーマ」は、呼吸を調整して生命エネルギー(プラーナ)を整える技法です。この伝統において、ナーディ(エネルギーの流れ)を浄化し、心身の調和を促進します。深層呼吸法では、これらの技法を現代的な視点で解釈し、日常生活に応用しやすい形に発展させています。

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現代ブレスワークの統合

心理学的アプローチや神経科学の知見を活用したブレスワークの手法を取り入れ、自律神経の調整やストレスの軽減を目指します。特に、副交感神経を活性化させるリズミカルな呼吸法を採用し、心身をリラックス状態へ導きます。

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科学的根拠に基づいたアプローチ

解剖学と生理学の視点から、横隔膜や肋間筋、呼吸補助筋の働きを学び、効率的な呼吸法を実践します。また、酸素供給、二酸化炭素の排出、血液循環など、生理学的効果を検証しながら進めるため、安全かつ効果的な練習が可能です。

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効果と応用

•身体面: 酸素摂取量の向上、血液循環の促進、内臓機能の改善

•精神面: 自律神経のバランス調整、ストレス軽減、集中力と心の安定向上

•実生活への応用: 日常生活や仕事、運動のパフォーマンス向上、セルフケアの一環

深層呼吸法の目的

この技法は、単なる呼吸の改善にとどまらず、心身の調和と最適な健康状態を目指します。

伝統的な呼吸法と科学的根拠を融合することで、誰もが日常生活に取り入れやすい実践的な呼吸法となっています。

この深層呼吸法を実践することで、毎日の忙しい生活の中で、瞬時に心を落ち着け、身体のエネルギーを活性化し、精神的な平和を見つける手助けとなるでしょう。あなたもこの呼吸の力を体験し、日常の中でその恩恵を実感してください。

深層呼吸法のフィジカルテクニック

骨格が本来の位置に整うと、呼吸は自然と深まり、体の機能が目覚め始めます。胸郭が開き、横隔膜が本来の働きを取り戻し、丹田周りの筋拘縮が解けることで、浅い腹式呼吸は「棒」から「球」へと変化します。呼吸法をいくら学んでも、筋拘縮を解き、骨格のバランスを整えなければ、本来の呼吸力を引き出すことはできません。

では、このプロセスを包括的にサポートするため、現代的な呼吸法とヨガの伝統に沿わせた調気法を軸とした新たな概念「Traditional Breath Work」を取り入れています。これは呼吸を司る筋群たちの機能を向上し呼吸法の効果を正しく得るための合理的なアプローチです。また、呼吸法に入るまでのファジカルムーブメントとセルフチューニングを通じて体と心を整えることで、胸から丹田へと深く落ちる呼吸を体得することが可能です。

自然治癒力を高める呼吸の鍵は、筋肉、骨格、そして意識をつなぐこの調和にあります。深層呼吸法のアプローチで、本来の呼吸を取り戻し、より深い自己とつながりましょう。

深層呼吸法を習得することで

1.エネルギーの調整と心身の回復

ヨガのプラーナヤーマ(呼吸法)は、体内の「プラーナ」(生命エネルギー)を活性化し、心と体の調和を促します。深い呼吸と意識的な呼吸法により、エネルギーの流れが整い、リラックスした状態へ導かれます。

3.精神的な明瞭さと集中力の向上

定期的な深層呼吸法の実践により、心の雑念を手放し、クリアな意識を保つことが可能となります。ブレスワークのテクニックとプラーナヤーマを組み合わせることで、内面の静けさと集中力を育むことができます。

2.ストレスと不安の解消

呼吸は自律神経を調整し、ストレスホルモンの分泌を抑えることが知られています。深層呼吸法では、特に副交感神経を刺激し、心身をリラックスさせ、緊張や不安を和らげます。

4.身体の柔軟性と姿勢改善

深層呼吸法は、身体的な柔軟性の向上にも寄与します。呼吸と身体配置を統合することで、筋肉や関節のこわばりを解きほぐし、骨格調整のを促進します。

呼吸法のエビデンス

呼吸法の実践が心身の健康に与える影響について、以下の研究結果が報告されています。

1. うつ症状の軽減

禅的呼吸法の実践により、不安や抑うつのスコアが低下し、うつ病の予防効果が示唆されています。​​​

2. ストレスホルモン(コルチゾール)の減少

呼吸法が交感神経活動を抑制し、副交感神経活動を優位にすることで、唾液アミラーゼ値や収縮期血圧の低下が観察され、ストレス軽減効果が確認されています。

3. 丹田呼吸法は前部前頭前野とセロトニン神経を活性化

一部の研究では、呼吸法がセロトニンの活性化に関与することが確認されており、これらが感情やストレス管理に良い影響を与えることが示されています。特に、呼吸法が自律神経系を調整し、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質のバランスを改善することが示唆されています。

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深層呼吸法考案者より

このページをご覧いただきありがとうございます。

深層呼吸法ガイドティーチャーの山本俊朗です。

私は、伝統的なヨガの技法でもあるプラーナヤーマ(調気法)を探求するなかで、呼吸がもたらす偉大な力に触れ、スピリットとの深い繋がりを経験しました。

クリヤー・ヨーガの研究者であり偉大な指導者パラマハンサ・ヨガナンダは「呼吸の理解は内なる平安の達成のための科学的技法」であると説き、これを西洋に広めることが使命であると信じて活動しました。

彼の教えであるクリヤー・ヨーガは体に大量の酸素を取り込み、これが「生命の流れ」に変わり、脳と脊髄を活性化させ、心身の衰えも止まるとと自叙伝で語っています。

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そしてネイティブ・アメリカンの伝統的な教えや文化でも呼吸の恩恵について綴られています。

彼らは呼吸(breathing)がスピリチュアルな意味合いや、自然とのつながりを象徴する重要な要素として呼吸を扱っています。

ネイティブ・アメリカンの多くの部族は、呼吸を生命そのものと見なしています。呼吸は、大地、風、空気、そして宇宙と人間をつなぐ神聖な行為とされています。

また風や空気(Spirit of the Wind)をスピリットや神聖な存在の象徴として考えられ、呼吸はそのエネルギーを取り込む行為とされています。Great Spiritといわれる呼吸を通じて「大いなるスピリット」とつながり、宇宙の調和や自分自身の調和を得るというマインドを育んでいます。

そしてネイティブ・アメリカンは、呼吸を自然のリズムと調和させることで、環境や大地との一体感を深めると信じています。

一つ目は風と呼吸のリズム

風や季節の変化を観察し、それに合わせた呼吸を意識することで、自然とのつながりを強化します。

二つ目は生きる循環の象徴: 呼吸は、生命が地球のサイクル(大地、水、風、火)と調和していることを象徴します。深い呼吸を通じて、地球の一部である自分を実感します。

現代においても、ネイティブ・アメリカンの呼吸に関する教えは、ヨガやマインドフルネスの実践に似た形で取り入れられています。

例えば、呼吸を通じて感謝の心を養う練習。

自然の中で深い呼吸をすることで、自分を取り戻すワークなど、呼吸に関する教えは、単なる生理的な行為ではなく、生命、自然、スピリチュアルな存在と調和する手段として深く根付いています。この視点を取り入れることで、呼吸の持つ本質的な力をより深く理解することができると感じ、ここに綴ります。

 

深層呼吸法ガイドティーチャー

山本俊朗

講師プロフィール

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山本俊朗

自然治癒力を高めるヨガ

「ファイブエレメンツヨガ®︎」代表

深層呼吸法考案者

幼少期よりヨーガの師範でもある母のもとヨーガの実践指導を受ける。

その後、スワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団、カイバリヤダーマ・ヨーガ研究所にて伝統的プラーナヤーマと瞑想を学習。

呼吸器系、消化器系、筋肉系、神経系、循環器系、クリヤー、ムドラー、バンダなど呼吸法に関する学びを深めながら深層呼吸法を考案。

15年以上の指導歴と500名以上のヨガインストラクターを養成。

日本各地でプラーナーヤーマのワークショップやクラスを開催。

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